2023/03/20 コラム
債務整理の緊急の目的【債務整理において、重要なことは何か】
債務整理にはいくつかの方法があります。
自己破産、個人再生、任意整理、特定調停などが挙げられます。
それぞれの方法にメリット、デメリットがあり、いずれを選択するかは、その方々がおかれている状況により異なります。
もっとも、ご相談に来られる皆様に共通する、最初の目的があります。
それは、「とにもかくにも、請求や催促を止めてほしい」というものです。
最近ではあまり見られませんが、貸金業者の中には、直接訪問する者もいます。
実際、債務者の方からすれば、不快感や恐怖心を抱くでしょうし、直接の訪問により、予期せぬ遣り取りを強いられ、法的措置を講ずる機会を奪われる場合があります。(具体例についてはこちらのコラムを参考にしてください。)
債務整理の手続き自体は、弁護士が進める以上、個々の事案の難易度は違えど、殆どの場合、問題なく進んでいきます。
そのため、債務整理にご相談に来られた方に対して、弁護士が最も急ぐ対応は、各債権者に対し、速やかに受任通知(弁護士が依頼を受け、今後、依頼者の為に手続きを進めていくという案内文)を発送することにあります。
受任通知の発送により、債権者は原則として、それ以上の取立や、直接の訪問をしなくなります。
よって、弁護士は、上記目的を達するべく、先ずは、相談者の方が、どこから借り入れをしているかを正確に把握する必要があり、また、これを把握するための方法を熟知しています。
現在、債権者から毎日電話が鳴ったり、封書が届いて困っている、訪問通知書が投函されていて怖い、苛烈な取り立てが止まないなどでお困りの方は、独りで悩まず、先ずは弊所へご相談下さい。
相談者の方にとって最良の債務整理案を呈示し、催促を止めるべく、対応いたします。